Around50而知天命

初めての42.195km、東京マラソン2017

3歩進んで2歩下がる

左もも裏にまだ違和感が残っているので、今日もお休み。

若い頃なら、この程度の痛みは動かしているうちに治っただろうに。

というか、若い頃ならもう違和感も残ってなかった、たぶん。

 

肉離れでもないし、ハムストリングスの筋膜炎かな。

あとどれくらいで、この違和感は消えるんだろう。

先も長いし、思い切って1週間くらい休んだほうがいいのかな……せっかく少し走れるようになってきたのに。

走らずにプールくらい……と思うけど、4泳法のキックどれをとっても、泳いでいるうちに悪化するイメージしか浮かばない。

水中ウォーキングもしかり。

ここは、3歩進んだところを2歩下がっとくが吉かしら。

 

若い頃と違って、「動かせば治る」がどんどん通用しなくなっているのがわかる。

でも、あんまりにも動かさないと動かせなくなるし、再開した時にまた、脚の付け根と腰に余計な痛みが出るかもしれない。

専属トレーナーさんがついてくれるような選手なら的確な指示を貰えるところなんだろうけども、市民ランナーは自分が自分の専属トレーナーですからね。

 

「痛みが消えるまで、無理せず安静にして休みましょう。入浴後にロ○ソニンテープ貼っておくように」<自分

 

若い頃からスポーツをやっている人が歳を重ねてもそのスポーツを続けていく中で、30代前半あたりがひとつの壁なのではないかしら、と周りを見ていて思う。

今までできていて、今も頭と感覚ではできていることなのに、身体が対応できなくなってくる頃。

だから、怪我をする。

それも、少々面倒くさい感じの怪我で、状態によっては後遺症のようにこの先も違和感や不安定感を引きずるようになる。

回復能力も運動能力も、右肩下がりのステージに入っているからなあ。

 

40代になると、わりとあきらめる。

「これ以上は無理」というところがわかるようになって、「無理するのはやめとこう」と思えるようになる。

心身のバランスがとれてきて、気持ちが暴走しなくなるんだろうな。

否、気持ちが暴走しないようにならないといけない。

大人なんだから。

 

四十而不惑五十而知天命。

生涯スポーツは、このあたりが大事なところだな。